弦楽関連でよくお世話になる楽譜出版会社の一覧です 各社の出版物データベースが便利

FC MUSIC
有名管弦楽曲や少し古めのポップスを主体に多くの弦楽四重奏用編曲譜を出版している神奈川の会社。

音楽之友社
日本を代表する音楽系出版社。弦楽アンサンブル譜はほとんど無いが、海外版に比べて廉価なスコアが貴重。

全音楽譜出版社
天下の全音。残念ながら弦楽アンサンブルは重視されていない。ベートーヴェンの弦楽四重奏のスコアは音友よりも数曲セット販売の全音の方が安価。でも、日譜のほうがさらに安価。

ドレミ楽譜出版社
ポップス系の老舗出版社。数は少ないが、松原幸広などの貴重なポップス編曲譜を出版している。

日本楽譜出版社
著作権が切れた作曲家のスコアを作って出版する会社。弦楽曲も少なくない。安さが嬉しい。

ヤマハミュージックメディア
膨大なエレクトーン楽譜で有名だが、弦楽器楽譜も充実著しい。

Alfred
編曲物主体の米国の大出版会社。弦楽合奏用譜面を数多く揃える。ポップスの弦楽譜で知られるWarner Bros.も、Kalmusの室内楽譜・ピアノ譜・スコア部分も、買収により現在はAlfredの一部となっている。

Baerenreiter
古典を丹念に研究して全集化してきたことで知られるドイツの出版社。

Bill Holcombe's Musicians Publications
米国の小出版社。「Musicians Publications」という名前の方が通りがよい。一昔前までは弦楽合奏、弦楽四重奏用のクラシック系編曲譜が多く日本でも出回っていたが、最近はあまりみかけない。

Boosey & Hawkes
英国の大出版社。手軽でミスプリの多い廉価楽譜というイメージだが、近代・現代物は著作権自社管理のものも含め非常に強い。

Breitkopf und Haertel
世界最古の創業を誇るドイツの楽譜出版社。クラシック音楽の1つの柱であるドイツ音楽の作曲家たちにとって常に同時代人として出版に取り組んできているところに、生きた歴史とも言える価値がある会社。出版譜の顔ぶれも、お堅い。

Broadbent & Dunn
クラシックの名曲を弦楽四重奏に編曲したシリーズを多数出している英国の出版社。

Carl Fischer
教材物で知られる米国の音楽出版社。2004年以降はTheodore Presserと協力関係にあり、販売はPresserのシステムを通して行われている。

The Music Sales Group
相次ぐ買収で欧州最大の楽譜出版元・版権管理元となった英国の会社。以前は独立のサイトを持っていたChester Novello、G. Schirmerサイトは現在すべて統合されてしまった。

Dover
版権切れのもののリプリントを専門とする米国の出版社。楽譜としては大判のスコアなどが廉価で提供されており、日本でも比較的手軽に入手できるのがありがたい。

Durand
フランス近代音楽の歴史とともに歩んできたフランスの大楽譜出版社。フランス物で必ずお世話になる。現在はメディアコングロマリットであるユニバーサルの傘下。

Dr Dwoning Music
「奏者が何人でも楽しめます」という楽譜シリーズを出版している英国の小出版社。

Hal Leonard
米国最大のポピュラー系楽譜出版社。さまざまなタイプの弦楽合奏用編曲譜を多数出している。

Edwin F. Kalmus
パブリックドメインのリプリントを中心とした米国の出版社。ただし、室内楽譜、ピアノ譜、スコア部分は既に売却されて現在はAlfredの1シリーズ(名前は一部Kalmusのまま)となっている。紛らわしいことに「kalmus.com」というサイトがあるが、こちらは単なるディーラーのようで、出版社とは別物。

Kendor Music
ジャズ系と教育系を主体とした米国の出版社。クラシック系の弦楽合奏譜も。

Ludwig Music
バンド系音楽を主体とした米国の小出版社。弦楽合奏用編曲譜も出している。

C.F.Peters
19世紀にドイツで創業した出版社。ナチ時代にユダヤ系として排斥され創業家が米英に避難して会社を設立、戦後には西ドイツ(フランクフルト)で同ブランドの会社を再興して発展させた。一方、元本社であったライプツィッヒの会社は戦後に東ドイツ国営となっていたが、東西ドイツ統合後にフランクフルトの会社に吸収された。この複雑な経緯の結果、現在でもカタログとウェブサイトはドイツ英米でそれぞれ異なる内容のものが並んでいる。

Casa Ricordi
イタリア最大の楽譜出版社。イタリア物に圧倒的な強みを見せる。メディアコングロマリットであるユニバーサルにより買収されたBMG(世界最大級の音楽会社の1つ)の子会社。

Schott
ドイツの大出版社。古くから国際化を進め、非常に幅広い作曲家をカバー。

Sikorski
ドイツはハンブルクを本社とし、欧米各国に地域会社を持つ出版社。各国の現代音楽、軽音楽を幅広く拾っているラインナップが貴重。ショスタコーヴィチの室内楽でお世話になる。

SJ Music
弦楽アンサンブル用楽譜に特化した英国の小出版社。

Southern Music
バンド系音楽を主体とした米国の小出版社。弦楽合奏用編曲譜も出している。

Theodore Presser
現存する米国最古の楽譜出版社。多くの弦楽四重奏編曲譜を出している他、冗談音楽のPDQバッハシリーズの楽譜も抱える。

Universal
大きい力を持つドイツの出版社に対抗する目的でウィーンに1904年に作られた出版社。創業当初のシェーンベルク、バルトーク、マーラーから戦後のシュトックハウゼン、ベリオに至るまで、進歩的な同時代人の作品を積極的に出版。メディアコングロマリットのユニバーサルとは無関係。

Zanibon
ボッケリーニとロッシーニの弦楽作品でお世話になるイタリアの出版社。サイトはイタリア語のみ。