グリーク
作曲(1878年)
弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.27
しばらく前まではこれが唯一の弦楽四重奏曲ということになっていたが、長らく未出版だったへ長調作品が市民権を得たのに伴い、第1番という名称が定着した。以前の歌曲からとったテーマで全曲が統一される。横溢する北欧色から「ノルウェー四重奏」とも。重音の多さが音程的に厳しい。
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シベリウス
作曲(1939年)
アンダンテ・フェスティボ
とある木材工場の創立25周年を記念して弦楽四重奏用に1922年に作られたもので、その後1938年にシベリウス自身の指揮でラジオ放送を行う際にこれを弦楽合奏版として今ある形に改作された。弦楽合奏曲では珍しい祝祭的な力強さを追い求めた曲。
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